医療アートメイクとは

専用のニードル（針）で皮膚のごく薄い部分（表皮）に色素を浸透させ、定着させる施術です。
1回目の施術で濃く、太く色素を入れてしまうと修正ができないことや、肌質・生活習慣によって色素の定着には個人差があるため、1回目の施術は10〜60％程度の完成度で仕上げ、2回目の施術でお肌のターンオーバーにより退色した部分の色調、色ムラの調整を行いながら完成させます。
施術の回数は皮膚のターンオーバーがあるため、1回目の施術から3〜4週間後に2回目を行います。

医療アートメイクは、刺青・タトゥーと同じと思われがちですが、刺青・タトゥーは真皮に着色するため、半永久的に残り、色やデザインを変えることはできません。
一方、医療アートメイクは表皮に着色するため、新陳代謝、お肌のターンオーバーの繰り返しで薄くなっていくことが特徴です。
持続期間には個人差がありますが2〜3年で、肌質や体質、性別やライフスタイルによって前後します。メイクの流行や加齢によるお顔立ちの変化に柔軟に対応することができ、定期的にメンテナンスを行うことで常に綺麗な状態を保つことができます。
医療アートメイクは「数年で薄くなるメイク」ですが、メイクの流行や加齢によるお顔立ちの変化に合わせてデザインや色を変えることができるため、メイクが苦手な方、メイク時とすっぴん時の差が気になる方、加齢で眉毛が薄くなってきた方、スポーツや花粉症などでメイクが崩れやすい方などに根強い人気のある施術です。

選べる手法

3D（パウダーブロー）

眉尻から眉頭にかけて3Dのようにグラデーションをかけることで、アイブローパウダーのような仕上がりになります。部分的に薄い箇所のみを描くことも可能です。

毛並み（マイクロブレーディング）

眉毛を一本一本再現する技法です。自毛を活かしながら毛を描くため、自然な仕上がりになります。無毛症の方や毛の薄い方にオススメです。

4D（3D+毛並み）

眉毛を一本一本再現した上で、毛の隙間にシェーディングをかけ、パウダー状に色を埋める技法です。より立体的な仕上がりになります。

2D

眉頭から眉尻まで均等に色を入れ、昔からあるような「ベタ塗り」塗りつぶしたような仕上がりになります。

よくある質問

アートメイクの施術中は痛みはありますか？

当院では、施術をする際に麻酔クリームを使用します。痛みの感じ方には個人差がありますが、痛みを感じても我慢できる程度と感じる方がほとんどです。

すっぴんで行った方いいですか？

眉毛はカットなどはせず、普段どおりのメイクをしてご来院ください。
※普段メイクをしない方はそのままで大丈夫です。

なりたい眉はあるのに、上手に眉毛を描くことができません…

当日、なりたい眉のイメージ画像（芸能人の写真等）をお持ちください。

2回目の施術はいつ頃からできますか？

肌のターンオーバーがあるため、1回目の施術から3〜4週間後に2回目の施術を行います。
※カウンセリングの際に、肌質等を拝見した上で今後のスケジュールについても詳しくお話させていただいております。

施術後、いつからフォトフェイシャル（光治療）を受けられますか？

基本4週間空けていただければ、施術部位を避けた上でのピーリングやレーザー美肌治療等を受けていただくことは可能です。その場合、2回目の施術後は肌負担を軽減させるため、美肌治療後4週間空けていただくことになります。
アートメイクは個人差がありますが、定着までに2回以上の回数が必要となるため、1回目〜2回目の施術の間に美肌治療等を受けられると、通常より定着までに回数がかかることがあります。

メイクはいつからできますか？

かさぶたがめくれてから、約1週間〜10日後から可能です。
※個人差があります。

妊娠中・授乳中でも大丈夫ですか？

大変申し訳ございません。妊娠・授乳中の期間は胎児への影響などを考慮し、施術をお断りしておりますので、ご了承ください。

アートメイクが受けられない病気はありますか？

持病をお持ちの方は、事前にお問い合わせください。